地元オースティンでのライヴ・アルバムです。
フィドル、ギター、ベースという3人編成のアコースティック・スウィング系のバンドですが、
フィドルを弾く紅一点、エレイナ・フリマーマンのヴォーカルが、
マリア・マルダーやクリスティーナ・マーズのようなノスタルジーな雰囲気を漂わせる唄い方ではなく、あくまでもジャジーに唄い流すタイプで、この3人のスウィングに思わず体が動いてしまいます。
彼らがプレイしている曲はジャズやカントリー、フォークなどの名曲ばかりで、
「Ida Red」なんかはブルーグラスぽくも聴こえてしまうから不思議...。
本作は彼らのスタジオ盤と同じようなテンションで楽しめます。
(というか、ライヴ・レコーディングなのにあまりテンションが高くない!?
それだけがちょっと不満...。)