カントリー界ではヴィンス・ギル同様、「唄えるギター名手」です。
といっても本作はインスト・アルバムです。(チョイ、唄も唄ってます。)
曲毎にゲストを迎えた作品で、ヴィンス・ギル、チェット・アトキンス、マーク・オコナー、
サム・ブッシュ、ラリー・カールトン、ベラ・フレック、カール・ジャクスン、レオ・コッケ、
リッチー・サンボーラらが名を連ねています。
チェット・アトキンスに見出されたスティーヴ、
「Big Hero, Little Hero」では "Big Hero"のチェットと共演しています。
ちなみに "Little Hero"は、チェットがスティーヴにつけたあだ名だそうです。
ここではガット・ギターを使ってスティーヴらしからぬムーディなサウンドに仕立てています。
(これはちょっと意外でした。)
1曲目のタイトル曲でのヴィンスとのバトルは「流石!」としか言いようがないですね。
スピード感あふれる両者の掛け合い、ベンダーがスティーヴでしょう。
とにかくいろんなギタリストと、いろんなスタイルで、堂々と渡り合っているスティーヴ・ウォーリナーは
"すごいヤツ"!!