79年東京芝郵便貯金ホールでのライヴが「BESAME MUCHO」と「LANDSCAPE」の2枚のLPで
世界に先駆けて発表されました。
ピアノを弾くのはジョージ・ケイブルズ、彼のイントロに導かれたペッパー節の「いそしぎ」、
76年のアルバム「THE TRIP」あたりからペッパーとつるんだケイブルズ、
生涯で一番相性の良かったピアニストでしょう。
「The Trip」でのケイブルズのピアノ・ソロは加湿器のようなイメージであるのに対し、
ビリー・ヒギンズのドラムスは乾燥機のような感じがし、
結果うまくバランスがとれているような気がします。(ヘンな例えですみません)
「Besame Mucho」は、特に日本で人気があったらしく、
ペッパーもクールにそしてソウルフルに吹きまくってます。
ケイブルズはペッパーが亡くなるまでペッパーをフォローし続けたのでした。