「STARDUST」に続く『アーティスト・ハウス３部作』の第２弾です。
チャーリー・ヘイデン(b)、ビリー・ヒギンズ(ds)とのトリオものと、
ジョージ・ケイブルズ(p)を含むカルテットもの、
そしてペッパーのソロが収録されています。
本作収録の「Blues For Blanche」は別テイクで、本テイクはアルバム「SO IN LOVE」に収録されています。
この曲は短いフレーズをつないだテーマですが、ヘイデン＆ヒギンズのリズムとケイブルズのコンビネイションが
曲としてのまとまりを与えているかのようです。
またソロの「Body And Soul」と「You Go To My Head」もいいですが、
やはりこの時期のジョージ・ケイブルズとは息もピッタリで、生涯の伴侶を見つけた、といった感じでしょうか。
そしてジョビンの「Desafinado」、バックのリズムは申し分ないのですが、
ペッパーだけがちょっとギコチないようにも聴こえてしょうがないのですが．．．。