『伝説のギタリスト、ロイ・ブキャナンのサード・アルバム!!
ジミ・ヘンドリックスに捧げた"ヘイ・ジョー"を含む、ロック色の濃い名演。』
「雄弁なギター、寡黙なロイ」
「世界最高の無名ギタリスト」(たしかダニー・ガットンも)と言われたり、
ニュー・ミュージック・エクスプレス紙に 「Guitarist's Guitarist's Guitarist」
(ギタリストによるギタリストのためのギタリスト)と評されたり、
とにかく、ブルーズ、カントリー、ロック、ソウルなどすべてのファクターを兼ね備えた
"職人" でした。
ジェフ・ベックの「哀しみの恋人たち」はロイに捧げられたのは言うまでもありません。
また、E.C.を始め多くのギタリストが彼の信捧者であることも有名です。
この「サード・アルバム」には、ブルーズ調、サザン・ロック調、カントリー調など
様々なタイプのナンバーが収録されていますが、やはり、ジミに捧げた「ヘイ・ジョー」、
これでキマリでしょう。バンドとしてのまとまりも、本作が一番ではないでしょうか。
たまにヴォーカルも披露してくれますが、ギターで語りかけることのできる数少ないギタリストでした。