80年代にはオレゴンやジョン・マクラフリン・トリオにも参加していたインド人パーカショニスト。
といっても、いろんなジャズ系のミュージシャンとの共演経験を持ち、世界各国の音楽をプレイしてきたトリロクですが、
ここまでピュアにインド音楽のエッセンスをベースにしたアルバムは初めてらしいです。
あくまでもベースはインド音楽であり、シンセを使いクラブぽく聴こえるサウンドに仕上げたり、と
なかなか面白い音になってます。
古典声楽家である母親のショーバ・グルトゥのヴォーカルにからむ
ザキール・フセイン(シャクティのメンバーでした)のタブラが聴ける「Evening In India」は
一番インドぽく、ホッとするひとときでした。