アナログ盤はスタンダード7曲で構成されていましたが、CDではペッパー作のボートラが1曲追加されています。
コール・ポーターの「I Love You」ではラテンぽいリズムを取り入れたり、
「Come Rain Come Shine」には、しっとりした中にもなぜか「力強さ」を感じてしまいます。
彼が当時どのような境遇にあったかは諸説ありますが、どこか「決意」みたいなものを私は感じるのです。
本作あたりを最後に、75年くらいまで「隠遁生活」に入ります。
(というか、この時はすでに服役中で、このレコーディングのために一時出所を許された、という説もあり)