『より激しいザッパのギター・ソロ、元タートルズのフロー&エディのヴォーカル、
イアン・アンダーウッド、エインズリー・ダンバー、ジョージ・デュークといった面々との
絡みは完璧!』
いきなり中近東風な「Transylvania Boogie」で始まる本作は、
フロー&エディという強力な助っ人を得て、ザッパのギターも活き活きとしています。
ロックン・ロール、ブルーズ、フリー・ジャズなど、いろんなファクターを含む作品ですが、
決して散漫な印象を与えず、あっという間に聴き通せてしまいます。
これもエインズリーのロック・ドラミングのおかげでしょう。
フロー&エディのアメリカン・ポップスを思わせるヴォーカルも所々に散りばめ、
聴き手を決して飽きさせないアルバムです。
それにしてもタイトル曲のソロは凄まじい!