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 STEPHEN STILLS 「ILLEGAL STILLS」     1976

 前作「孤高の世界」に続き、ドニー・ダッカスを加えたユニットでのアルバムです。

 ラテン語で唄われた歌は過去にもいくつかありましたが、
「ミッドナイト・イン・パリス」ではついに仏語に挑戦です。
(奥方のヴェロニク・サンスン作、それにしても似合わない!!)

 「孤高の世界」ではニール・ヤングの「ニュー・ママ」を取り上げてましたが、
今回はあの「ザ・ローナー」、ここでのヴォーカルはなかなかです。(ギターは例の通り...)

 いろんなバック・グラウンドを持ち、器用そうに見えますが、実は不器用なヒトなのです。
なんせ、せっかくのラテン・アレンジの「ノー・ミー・ニーガス」で場違いなシンセを弾いてしまうのですから。
せっかくのジョー・ララのラテン・パーカッションも死んでしまいました。