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ART PEPPER 「+ELEVEN」     1959

 マーティ・ペイチ率いるビッグ・バンドをバックにレコーディングしたスタンダード集です。
アルトのほかにテナーやクラリネットもプレイしています。

 CD化の際、加えられた「Walkin'」の別テイク、本収録のオリジナル・テイクはテナーですが、
別テイクはなんとクラリネットでプレイされています。
テナーの方が自然に聴こえますが、聴き比べるのも面白いです。

 どの曲もペッパーのソロは短めで、その頃はクスリのせいで、長いソロをとるほど集中力がなかったのでしょうか。
そのあたりはマーティ・ペイチのアレンジに随分助けられているような気がします。