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ALBERT KING 「RED HOUSE」     1991

 アルバートのラスト・アルバムです。
いきなり1曲目からハード・ロック・スタイル「Stop」(ジェイムズ・ギャング)で、
ジョー・ウォルシュがサイド・ギターで参加。
本アルバムにはジョー・ウォルシュの他、ワウ・ワウ・ワトスン、ジェフ・バクスターらがギターで参加してます。

 お気に入りはもちろんジェイムズ・テイラーの「Don't Let Me Be Lonely Tonight」、
優しく唄いかけるアルバート、エンディングの指弾きギターもムードたっぷりって感じで、
コーラスとサックス・ソロとあいまって、かなりの出来です。

 そしてタイトル曲の「Red House」はもちろんジミヘンの曲。
ジミヘンがアイク・ターナーのバックでまだジミー・ジェイムス・ジュニアという名前で
プレイしていたころからの知り合いだったらしく、二人ともフライングVを使うレフティーでした。
(弦の張り方は違います。ジミは上が太弦という普通のセッッティング、
アルバートは上が細弦という変態的なセッティングでした)
このジミヘンの曲をミディアム・ブルーズにし、
「こちらがオリジナル」と言われても納得してしまいそうな正統派ブルーズに仕上げています。
ギターもかなりの密度で弾きまくってます。