「(GUITAR, VOCAL) A Collection of Unreleased and Rare Material」 1967-1976
『フェアポート・コンヴェンション時代から '76年までのトンプスンの活動歴からの未発表とレア・トラックを集めた '76年編集の作品。トンプスン・ファン必携の日本発登場CD!』
この中のいくつかは後のリマスターCDにボートラとして発表されてます。目玉はフェアポートの70年のアルバム「FULL HOUSE」に収録されるはずだった「Poor Will And The Jolly Hangman」で、当時、リチャードが強く拒否したため陽の目を見なかったアウト・テイクです。75年にリンダのヴォーカルをかぶせて本作に収録された幻のテイクです。(もちろん近年では「FULL HOUSE」にボートラで収録済み)音数の少ないギター・ソロも素晴らしいし、なぜアルバムからはずされたのか不可解です。(リチャード本人は自身のヴォーカル・パートが不満だったらしい)
その他、今ではリマスターCDのボートラで聴くことのできる、リチャード&リンダの長尺モノ「Night Comes In」と「Calvary Cross」のライヴ・ヴァージョンでのリチャードのギター・プレイも本作登場時には感涙モノでした。