日本のジャズ・ファンに特に好かれているアルバムでしょう。もちろん私も大好きです。
ソニーのシングル・トーンのピアノは判りやすいし、
5人のグルーヴがこのブルーズを完璧なものへと形作ってます。
ダウンビート誌では星2.5だったそうで、なぜか日本ですごく評価された作品です。
ソニー・クラーク (p)
アート・ファーマー (tp)
ジャッキー・マクリーン (as)
ポール・チェンバース (b)
フィリー・ジョー・ジョーンズ (ds)
◆BENNIE GREEN 「BENNIE GREEN」 1960
「もう一つのクール・ストラッティン」と言われているアルバムです。
ベニー・グリーンのリーダー作にソニー・クラークが参加したもので、
ここでの「クール・ストラッティン」は少しテンポが速めで、
トランペットがなくトロンボーンとテナーの2管であることにも注目です。
オリジナルよりも若干スマートに聴こえます。
ソニーのシングル・トーンは健在です。
ベニー・グリーン (tb)
ソニー・クラーク (p)
ジミー・フォレスト (ts)
ジョージ・タッカー (b)
アル・ドリアーズ (ds)
ジョー・ゴーガス (conga)
ART FARMER & FRANK MORGAN 「CENTRAL AVENUE REUNION」 1989
こちらはかつてLAのセントラル・アヴェニューのクラブで活躍していた連中の
40年ぶりの再会セッションでライヴ・レコーディングです。
「当事者」のアート・ファーマーが中心です。
テーマのあと、ルー・レビーのピアノに続きファーマーのソロが始まります。
ミュート・プレイが冴えてます。
アート・ファーマー (tp,flh)
フランク・モーガン (as)
ルー・レビー (p)
エリック・フォン・エスン (b)
アルバート・ヒース (ds)
上記の3枚には「クースト」の他に「ブルー・マイナー」も共通して取り上げられていますので、
興味のある方は是非どうぞ。