RCサクセションの名前は、「ある日作成しよう!」が由来だという話を当時聞いたことがあります。
RCといえば、大昔、RCコーラ(Royal Crown Cola)というのがありまして、
王冠の裏に当たりがでたらその場でもう一本もらえました。
そのRCはRCサクセションとは無関係です。(当たり前!)
アルバム・タイトル「初期の・・・」はあとになって初期音源を集めたものではなく、
まさにデビュー・アルバムに「初期の・・・」とつけたもので、何か面白いものを予感させます。
代表曲A-2「僕の好きな先生」や、A-3「国立市中区3-1」、
A-1「2時間35分」のような学生時代の日常の想いを素直に表現したものや、
「烏合の衆、一人じゃ何もできないくせに...」と唄うA-4「シュー」、
「本当のことを言えばニラまれてしまう...」というB-4「言論の自由」のように
若者から見た社会の現実を唄ったものなど、内容的にもヴァラエティに富んでおり、
20歳過ぎの若者の主張みたいなのを感じ、すごく懐かしい気分になります。