75年にサンディ・デニーが復帰して「RISING FOR THE MOON」を発表した年の
UKツアーの発掘音源です。
フェアポート残党組とサンディを含むフォザリンゲイ組のバランスが崩れそうで
崩れないところが面白いです。
サンディ作の「One More Chance」「John The Gun」
そして「Who Knows Where The Time Goes」...
曲の素晴らしさといい、サンディの歌唱といい、やはりどれも名作です。
そしてひときわ大きな拍手をもらう初期の代表作「Sloth」でのかつてのトンプスンよりも
音数の多いジェリ・ドナヒューのギター・ソロも新鮮です。
サンディがフェアポートとつるんだ最後の記録ということになるのでしょうか。
(この辺りの音源がどんどん陽の目を見ることを期待します。)