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 「CHET」     1959

 ニューヨーク録音で唄なしのスタンダード集。
ビル・エヴァンスとの共演、ケニー・バレルとの共演なども楽しめます。

 ハービー・マン(fl)、ペッパー・アダムス(bs)らも参加してますが、
ワン・ホーンのナンバーが好きです。
バレルをフィーチャーしたA-3「It Never Entered My Mind」や
B-2「September Song」などは、ヘタすりゃイージー・リスニングぽくもなりがちですが、
本アルバムのサブ・タイトルが「リリカル・トランペット・オブ・チェット・ベイカー」ですから
概ね意図通りなのでしょう。

 B-3「You'd Be So Nice To Come Home To」では
チェット~ハービー・マン~ペッパー・アダムスのソロの回しが聴けます。
エヴァンスのソロはフィーチャーされてませんし、チェットも音数が少なく、ちょっとモノ足りない!?