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 「GREATEST HITS」     1969-76

 『70年代、シンガー・ソングライター・ブームの火付け役となったジェイムス・テイラー。
ナイーヴで繊細な感性にあふれる極めつけのベスト・アルバム。
「彼女の言葉のやさしい響き」「思い出のキャロライナ」(アップル時代の作品)の新録音、
「スチームローラー」の5分に及ぶライヴ録音を収録!』

 ワーナー時代のベスト・セレクションで、上記の3曲が
オリジナル・アルバムに未収録の音源です。

 12曲が時系列で並んでいますが、私的には「Don't Let Me Be Lonely Tonight」
で線を引いてしまいます。「ピーター・アッシャー時代」と「それ以降」という風に。
唄っている内容にも変化があるのですが、サウンド指向も大きく変化します。
でも「ピーター・アッシャー以降」の作品に、若き日のJ.T.を見つけたりした時は
それはそれで、大きな喜びです。

 「Steamroller」は75年のライヴ音源で、ギターにクーチー、
あとカンケルやスクラーも入ってます。間奏でのクラレンス・マクダネルの
ピアノはブルージーですが、その後のクーチーのソロはあまり好きでは
ありません。欲を言えば、もっと盛り上げて欲しかった...。
エンディングのオーディエンスとのコール&レスポンスも楽しそう。