ジャズ系のミュージシャンを起用したベッカー&フェイゲン、
サウンドはますますクロス・オーヴァー傾向に。
(当時のこの流れはきわめて自然だったと思います。)
A-2「Aja」のエンディングでのスティーヴ・ガッドのドラミングはほれぼれします。
出来のよい曲ばかりなので、タイトル曲がかすみがちですが、ラスト1分でのガッド、盛り上げてくれますねぇ。
B-1「Peg」では、最後に残ったジェイ・グレイドンのギターが採用されていますが、
没になったギタリストのプレイも聴いてみたいものです。
またリック・マロッタとチャック・レイニーのリズム隊もファンキーで、私の一番好きなトラックです。
とにかく超有名どころのミュージシャンが参加していますが、すべて適材適所で使われているし、
パーマネント・グループよりもハイ・ポテンシャル、ハイ・ボルテージ、ハイ・センスなところが凄い!!