スキップ・スペンスへのトリビュート・アルバム。
実は「スキップ・スペンス」という名前、恥ずかしながら初めて知りました。
中古CD¥300で、トム・ウェイツの名前を見つけたので、迷わず買い!
アレキサンダー・”スキップ”・スペンスなる人物は、ジェファースン・エアプレインのドラマーで
1stアルバム発売前に脱退し、モビー・グレープを結成した人らしいです。
彼が68年末に録音した「OAR」(700枚しか売れなかったとか...)というアルバムを
丸ごとカヴァーしたトリビュート・アルバムが本作です。
オリジナルを知りませんし、参加アーティストもロバート・プラント、トム・ウェイツ、ベック、
ロビン・ヒッチコック以外はほとんど知らない名前ばかり...。
とりあえず、トム・ウェイツのトラックのコメントで誤魔化しておこう...(笑)
トムがカヴァーしているのは「Books Of Moses」という曲で、
ヴォーカル、ギター、パーカッション、マラカスなどを一人で演奏してます。
ちょっとヴードゥー風の不気味な唄です。
歌詞がないのでわかりませんが、「Books of Moses bring me back to you ...」と唄われているようです。
トムのアルバムに入っていれば全然違和感がないのですが、このトリビュートの中ではひときわ不気味です。
ラストのトラックの後、5~6分ブランクがあり、かなり不気味なサウンドと声が収録されているのですが、
これはスキップ・スペンス本人の音源でしょうか。サイケのような、ブッとんでるような...?
「MORE OAR a tribute to the SKIP SPENCE album」
ROBERT PLANT / LITTLE HANDS
MARK LANEGAN / CRIPPLE CREEK
ALEJANDRO ESCOVEDO / DIANA
THE DUROCS / MARGARET TIGER-RUG
JAY FARRAR & THE SIR OMAHA QUINTET / WEIGHTED DOWN (THE PRISON SONG)
MUDHONEY / WAR IN PEACE
ROBYN HITCHCOCK / BROKEN HEART
DIESEL PARK WEST / ALL COME TO MEET HER
TOM WAITS / BOOKS OF MOSES
GREG DULLI / DIXIE PEACH PROMENADE (YIN FOR YANG)
THE OPHELIAS / LAWRENCE OF EUPHORIA
FLYING SAUCER ATTACK / GREY-AFRO
ALISTAIR GALBRAITH / THIS TIME HE HAS COME
ENGINE 54 / IT'S THE BEST THING FOR YOU
OUTRAGEOUS CHERRY / KEEP EVERYTHING UNDER YOUR HAT
BECK / HALO OF GOLD
THE MINUS 5 / DOODLE