『心機一転、ホーンも加えたファンキーでセンシティヴな
バンド "ザ・ブルーノーツ"とともに創り上げた待望の新作、
ついに完成!』
デヴュー以降ずっと関わってきたリプリーズからなぜ
ゲフィンに移籍したのかはわかりませんが、そのゲフィンで
「売れないレコードばかり作った」と訴えられ、5作を残し
古巣リプリーズに戻りました。復帰第一作の本作ではブルーノーツ
というホーンを含んだバンドを従え、ブルージーな世界を
展開してます。
面白いのは「Twilight」で、曲調はニールそのものといった
感じの作品なのですが、ホーンがからむことによって聴こえ方
が違ってきます。本アルバムでは、サックス・ソロがフィーチャー
された分、ニールのギターは露出度が少なめです。ただ、
「Sunny Inside」のようなゴキゲンなナンバーもあり、
ゲフィン時代とは違った意味で「あっ!」と驚かせてくれちゃったり
します。でもここまでギターのソフトなトーンを選んで弾いてるのは
後にも先にも本作だけでしょう。