元々は１９７０年～７１年に、元メンバー他（エリック・クラプトン、ミック・テイラー、
キーフ・ハートレィ、ジョニー・アーモンド、ハービー・マンデル、ジェリー・マッギーなど）
を集めて作った「BACK TO THE ROOTS」の音源のドラムを差し替えリミックス(８８年）したのが
本作です。（プラス７１年のアウト・テイク５曲）
メイオール校長と一緒にプレイするクラプトン、テイラーには昔ほどの緊迫感はなく、
早くも「同窓会モード」、特にクラプトンはワウ・ペダルを多用したプレイが多く、
見るべきものはあまりありません。
むしろアウト・テイクの「Marriage Madness」でのミック・テイラーのギターは、
マイナー･ブルーズによく乗っかり、成長の跡を伺わせます。
でも欲を言えば、このようなマイナー・ブルーズはピーター･グリーンに弾いて欲しかった！