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 「LIV」     1971

 リヴィングストンの2ndで、弾き語りスタイルが中心だった1stに比べ、
バンド・サウンドが確立されつつあります。(このあたりの流れは兄ジェイムズに似ている)

 A-2「May I Stay Around」なんかは曲調も唄い方もジェイムズそっくりで、
さすが血を分けた兄弟!などとへんに感心したりしてますが、
いろんなところに兄ジェイムズの影響がみられます。

 この人、ピアノも弾けちゃったりして、A-4「Gentleman」での弾き語りなどを聴くと、
なかなか味があってアルバムの構成上も変化がつき、いいのではないでしょうか。

 唯一のカヴァー「On Broadway」でのスロー・テンポでちょっぴりブルージーなアレンジも素敵で、
サックス・ソロなども入り、けっこうムーディーにキマッてます。
(映画「ALL THAT JAZZ」の冒頭で使われていたジョージ・ベンスンのヴァージョンも
けっこう好きでした。)