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 「CHET BAKER & CREW」     1956

 映画のシーンを想わせるようなジャケ写真です。(ヤローばっかりですが)

 欧州ツァーから戻ったチェットはボビー・ティモンズをピアノに、
フィル・アーソをテナーに迎え本作を吹きこみました。

 フィル・アーソのオリジナル「Lucius Lu」でのボビー・ティモンズのピアノはファンキーで、
後のジャズ・メッセンジャーでの活躍を予感させます。

 チェット自身はダウンビート誌やメトロノーム誌などでの人気投票で
53年~55年のトランペット部門の首位を独占しており、
まさに人気絶頂期のウェストコースト・サウンドでした。