映画のシーンを想わせるようなジャケ写真です。(ヤローばっかりですが)
欧州ツァーから戻ったチェットはボビー・ティモンズをピアノに、
フィル・アーソをテナーに迎え本作を吹きこみました。
フィル・アーソのオリジナル「Lucius Lu」でのボビー・ティモンズのピアノはファンキーで、
後のジャズ・メッセンジャーでの活躍を予感させます。
チェット自身はダウンビート誌やメトロノーム誌などでの人気投票で
53年~55年のトランペット部門の首位を独占しており、
まさに人気絶頂期のウェストコースト・サウンドでした。