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 「GET RHYTHM」     1987

 82年の「THE SLIDE AREA」から5年ぶりの作品です。

 1曲目のタイトル曲はジョニー・キャッシュの曲で、フラーコ・ヒメネスのアコーディオンや
ボビー・キングらのコーラス等が名作「CHICKEN SKIN MUSIC」の頃のテックス・メックス・サウンドを想わせます。かと思えば、「Going Back To Okinawa」ではアルバム「BORDERLINE」で少しかじった
オキナワンを披露してます。そしてフラーコのアコーディオンを大々的にフィーチャーした
「Women Will Rule The World」では楽しそうにテックス・メックスに浸ってます。

 映画「パリ・テキサス」の主演男優ハリー・ディーン・スタントンに唄わせた
再演「Across The Border Line」など、5年間の間に映画音楽に携わり、
久々にオリジナル・アルバムで、自分の足跡を集大成したというか、
自分史を書き上げたというような内容のアルバムです。

 やはりサントラばかりじゃファンも満足できませんね。