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 「SKETCH OF LIFE」     1997

 『耳を傾ける音楽が帰ってきた。鈴木茂、浜口茂外也が全面参加して佳孝ファンタジーが甦る。』

 全曲、詩は松本隆さんで、アレンジは鈴木茂さんが担当してます。

     何故知らない同志
     何故ひかれてく
     わりきってる関係を
     君が先にはみだしてた

 と唄う「・・・恋かもしれない」

 妻と別れた男が娘に会い、

     愛の距離は遠くて近い
     別の場所で生きているけど

 と唄う「魂のデート」

 松本さんの詩に、時には拒否反応みたいなのを憶えた私ですが、
本作での詩は、南さんの私小説みたいで、上記の2曲が特に好きです。
(でも本人の詩じゃないから詩小説じゃないなぁ)

 浜口さんのサポート(パーカッションなど)により、
ブラジリアンなムードが随所に感じられる作品です。
(南さん特有の「キザっぽさ」が少し影をひそめ、大人の唄が展開されてます)