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 「PRAIRIE WIND」    2005

 「HARVEST 3部作」とは本人が言ったのでしょうか?
確かにバッキングはあのストレイ・ゲイターズですが、「HARVEST」「HARVEST MOON」と
本作「PRAIRIE WIND」ではメンバーも微妙に違い
(この微妙な違いが「HARVEST」にかなり強い思い入れのある私には大きな違いに感じる)
「HARVEST」の重々しいリズムの要のケニー・バトレイはいなく、あのジャック・ニッチェもいないし
サウンド的なニュアンスは様変わりしているように思えます。
ですから「HARVEST」とは切り離して聴くようにしてます。

 いづれにせよ、「HARVEST 3部作」がニールの私小説だとすれば、
本作で完結するというのもちょっと寂しい気がします。

 ベン・キースの露出度もかなり大きく、また「NO WONDER」では、
カントリーのフィドラー、クリントン・グレゴリーを起用するなど、
よりナッシュヴィル風の味付けが強まってます。

 それにしても、鉱夫は「黄金の心」を見つけてしまったのでしょうか?