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 「STEP RIGHT UP」     1973-1995

 1995年に制作されたもので、ティム・バックリーの「Martha」のみ1973年の録音です。
インディ系のミュージシャンも含めた若手のバンドがトム・ウェイツをトリビュートしまくってます。
彼らが選んだ曲はすべてアサイラム時代のもので、
オーソドックスにカヴァーされた「Downtown」(アレックス・チルトン)や、
ちょっと不気味な「Big Joe And Phantom」(アーチャーズ・オブ・ローフ)、
そして恐らくトムの作品で一番有名な「Ol'55」をデイヴ・アルヴィンが
アコースティック・ヴァージョンでカヴァーしており、ドブロやマンドリンも含めたカントリーぽい味付けになってます。

 ティム・バックリーもイーグルスと同様、いち早くトムの作品をカヴァーしており(1973年)
トムとは正反対の声質でストリングスにのって爽やかに「Martha」を歌い上げてます。

 全体的に若いバンドの新しい解釈の仕方が結構面白いトリビュート作品でした。


 「STEP RIGHT UP」

   OLD SHOES / DRUGSTORE
   MOCKIN' BIRD / TINDERSTICKS
   BETTER OFF WITHOUT A WIFE / PETE SHELLEY
   RED SHOES BY THE DRUGSTORE / THE WEDDING PRESENT
   STEP RIGHT UP / VIOLENT FEMMES
   DOWNTOWN / ALEX CHILTON
   BIG JOE AND PHANTOM 309 / ARCHERS OF LOAF
   YOU CAN'T UNRING A BELL / THESE IMMORTAL SOULS
   PASTIES AND A G-STRING / JEFFREY LEE PIERCE
   CHRISTMAS CARD FROM A HOOKER IN MINNEAPOLIS / MAGNATOP
   OL'55 / DAVE ALVIN
   JERSEY GIRL / PALE SAINTS
   MARTHA / TIM BUCKLEY
   RUBY'S ARMS / FRENTE!
   I HOPE THAT I DON'T FALL IN LOVE WITH YOU / 10000 MANIACS