『10人の歌姫による夢のビートルズ・ララバイ・カヴァーアルバム。』
収録曲は
Here Comes The Sun / 畠山美由紀
Across The Universe / chie
Julia / イノトモ
Yesterday / アン・サリー
I Will / 原田郁子
Sun King / noon
In My Life - インストゥルメンタル
Ask Me Why / ボファーナ
Dear Prudence / 中納良恵
Honey Pie / 首里フジコ
Because / 湯川潮音
I'll Follow The Sun - インストゥルメンタル
Goodnight / アン・サリー
オヤジ世代の私が知ってる名前は、アン・サリーぐらいで、
「中納良恵」と書かれてもまったくわからず、「(エゴ・ラッピン)」と書いてあってはじめて
「あぁ、あのエゴ・ラッピンの人か」と納得する始末です。
本盤で取り上げられたヴァージョンの訳詞を読む限りでは、どれも子守唄に適した素材ですが、
「Yesterday」の訳詞では快眠できないかも...。
「Sun King」のアレンジがサックスなども加え面白い仕上がりになってます。
ボサノヴァ風の「Ask Me Why」、どことなくリッキー・リー・ジョーンズをちょっぴり思わせる「Honey Pie」、
ささやくように唄われる曲が多い中で、素直に唄われたアン・サリーの「Yesterday」と「Goodnight」などがお気に入りです。
コンセプトが「子守唄」なので、皆さんソフトに唄われてますが、残念ながら眠くなりませんでした!?
特にコーラスなしの不気味な「Because」は、なかなか寝つけないでしょう。
ジャケットやアート・ワークも可愛らしく、ビートルズを知らない世代の人が聴いても、楽しめるアルバムに仕上がってます。