イメージ 1

「どこか遠くへ」     1991

 『どこか遠くへ、どこか南風の吹く暖かい場所へ行きたい。』
 
 このアルバムでは半数の曲でも詩を書いてます。

 「Monte Carlo Samba」や「陽のあたる風景」など、
ラテンリズムやバンドネオン、マリンバ等を使うことによって、異国の香りを演出してます。
おしゃれです!!

 唯一のインスト「Magic Of The Midsummer」も不思議なムードの曲で、
一瞬80年代のTOM WAITSを連想してしまいました。

 「Midnight Eve」での東京スカパラのブラスはほどよくサウンドを引き締め、
いい感じに仕上がってます。南さんのヴォーカルの高音部がちょっと辛そうに聞こえますが、
これが以降の「売り」です。

 前作「東京物語」の余韻を少しだけ引きずった構成になってます。


 ということで、

 登場する動物:野良犬
 登場するお酒:今回はお酒なし

 Favorite tune:Midnight Eve
 Favorite lyrics:葡萄色の町