「PHOTO-FINISH」のトリオでのライヴ。
従って、ドラマーはロッド・ディアスからテッド・マッケンナに替わり、
キーボードのルー・マーティンは脱退してます。
ロリーはスタジオ・レコーディングもスタジオ・ライヴ形式で行いますから、
ライヴ盤もスタジオ盤もテンションは大きくは変わらないのですが、
ライヴではギター一本なので小細工も利かないし、より緊張感が増します。
ただ、場数を踏んできた分、歌もギターも上手くなり、逆に言うと「LIVE IN EUROPE」のような
粗削りな部分が無くなりつつあるのも寂しいところです。
スタジオ・ヴァージョンよりもかなりテンポ・アップされた「Brute Force & Ignorance」では
ロリーの本領発揮、やっぱりライヴが魅力です、この人は。
欲を言えば、アコースティック・セットを1曲収めて欲しかったですね。