前作の「OTHER PEOPLES ROOMS」が78年ですから、この間、何をしてたのでしょうか?
A面は前作から「Then I Have You」「Girl On Table 4」、
アルバム「'73」から「Lonely Girl」が収められています。
そしてB面を全部使った「New York State Of Mind~The City」、これが本作の目玉です。
エレピのイントロに続く、ささやくようなマークのヴォーカル、ジョニーのサックス・ソロ
(しかし何かが違う!スタジオ・ヴァージョンではソプラノ・サックスから入るのに、
ライヴではテナーから入ってる...)
メドレーで「The City」が展開され、エレピとギターのソロが延々と続く
(この両者はちょっと退屈かな?)、
そしてお待たせ!ジョにーのソロ、途中からブルーズのコードになり
「大ブルーズ大会」へとなだれ込みます。
ジョニーのサックスもブロウし、ギターも加わり、ほどよい頃に「The City」に戻り、
最後は「New York State Of Mind」でメンバー紹介という、結構ドラマチックな展開でした。
毎回これが最後の作品か、と思いながら聴くM-Aですが、この後もまだあったようです。