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 「TALKING TIMBUKTU」     1993

 アフリカ・マリ出身のアリ・ファルカ・トゥーレが92年ロンドンでライ・クーダーと出会い、
翌93年に渡米し、セッションをしたところ意気投合し、
ライのプロデュースによってアルバムが作られました。
もちろんライもギター等で参加してます。

 ワン・コードのみで進行するプリミティヴなものもあれば、
通常のコード進行で歌われるポップなものもあり、すべてアフリカの言語で歌われ、私には意味不明。

 全曲アリのオリジナルですが、ジョン・パティトゥッチ(ベース)、ジム・ケルトナー(ドラムス)、クラレンス・ゲイトマウス・ブラウン(ギター・ヴィオラ)が加わった「Amandral」「Lasldan」
「AiDu」の3曲はライが主導権をとった曲で、ブルーズ風のアレンジになっており、
ライのスライドも聴け、まさにブルーズとアフリカン・ミュージックの融合
(ルーツを辿れば一緒?)と言えるでしょう。

 「ンジャルカ」(多分、弓で弾く弦楽器だと思う)でプレイされた「Sega」(蛇を表した曲)、
「Banga」(河を表した曲)の2曲のインストが印象的でした。