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 「THE SOUL OF MANY PLACES」     1972-1974

 フェアポート・コンヴェンションを結成するにあたり、
プロデューサーのジョー・ボイドは「英国のジェファーソン・エアプレーン」を目指したそうです。
どうも私はイアン・マシューズという人が好きになれず、
リチャード・トンプソンのフェアポートしか支持しません。

 とりあえず、トム・ウェイツの「Ol'55」をカヴァーしているってことで...。
フニャフニャしたヴォーカルはともかく、このテンポが曲を台無しにしている。(速過ぎ!)
スティール・ギターを入れたカントリー風の構成は良しとしよう。

 フェアポートを経由せずに、最初からフォークをプレイしていれば良かったのかもしれないですね。
イアン在籍時のフェアポートは別のバンドですから。

 カヴァー曲がいくつか収録されてますが、トムの「Ol'55」を除いては選曲もアレンジもいいと思います。
イーグルスでお馴染みの「Seven Bridges Road」、ジェシ・ウィンチェスターの「Biloxi」、
ダニー・ウィッテンの「I Don't Want To Talk About It」等は自作の歌よりもいいのでは?

 結論:「私には爽やかすぎる!」(「OL'55」のことです)
 (イアンのファンの方、ごめんなさい)