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 「BLAME IT ON MY YOUTH」     1992

 「Calling You」が大ヒットしたホリー・コールのアルバムで、
トム・ウェイツがホリー・コールのために「Purple Avenue」という曲を書き下ろしてます。
曲自体はトムの作品とは思えないくらいクセのない曲で、ホリーも素直に唄いあげてます。

 でもやはり目玉は「Calling You」で、こんなにシンプルなピアノの伴奏で唄ってしまうのですから
彼女はスゴイ!です。
そしてカントリー界の異端児ライル・ラヴェットの「God Will」をとりあげているのも興味深いです。

 95年には「TEMPTATION」というトム・ウェイツ作品集をリリースしてるホリー、
そういえば、この「BLAME IT ON MY YOUTH」のプロデューサー、グレッグ・コーエンは
トムのアルバムのベーシストをしてたっけ。

 従来のジャズにとらわれずに他のジャンルの作品も積極的に取り上げてしまうところは
カサンドラ・ウィルソンの姿勢と似てるかも。