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 「FRESH PRODUCE」     1975

 『遠い星からやってきた妖しい魅力いっぱいのルーツ・ミュージック(オールド・タイム・バンド)。魔法をふりかけたようなプリティ・サウンドと、アコースティック・スウィングが聴き所。
ハンマー・ダルシマー、マンドリン、ジャジーなヴァイオリン
、12弦ギターなどが登場してファンタスティックな世界へと誘ってくれる。
すでに発売のアデルファイ盤に涙、感動したファンに絶対のお薦め。』

 このアルバムが70年代に存在したことすら知らなかったし、
現物を見たことも、レヴューで読んだこともありませんでした。
昨今のアコ・スウィング・ブームでこの類が一気に発掘されているようです。

 「オールド・タイム・ミュージック」と一言でいいますが、
このバンドは70年代のレオン・レッドボーンやテンプルトン・ツインズのような
30年代のアプローチとは違い、あくまでも「ストリング・バンド」として
70年代のスタイルで展開しています。
ですからノスタルジーという感覚ではなく、当時の「今風のサウンド」のひとつだったのでしょう。
これらをすべて「アコ・スウィング」とか「オールド・タイム・ミュージック」でくくってしまうのにはちょっぴり抵抗がありますが...。