イメージ 1

 「EDGE OF A DREAM」     2002

 本盤で興味深いのは、フェアポートのディヴ・スウォーブリックが
フィドルで参加(2曲)してるところです。
バートもディヴも今やブリティッシュ・フォーク・シーンの重鎮とも言える存在ですが、
初共演ということだそうです。
バートは「Gypsy Dance」というインストをデイヴに捧げてます。
「Sweet Death」では控えめに弾いてたディヴも「Gypsy Dance」ではバートのギターをバックに、
愁いを帯びた旋律を奏でています。

 本作では先のデイヴ・スウォーブリックを含め、バーナード・バトラーのスライド・ギターや
ジョニー・ホッヂのガット・ギター、ポール・ワシフのスライド・ギター、
ラルフ・マクテルのハーモニカなど効果的に隠し味として加えられてます。

 若い頃のアタックの強さや、粗削りなギターは歳と共に影を潜めてしまってます。
ま、「丸みを帯びた」ってとこでしょうか。