イメージ 1

 「THE HOURS BETWEEN NIGHT + DAY」     1993

 10数年前、大阪駅構内の「ギャレ」というショッピング・ゾーンの中のあるお店で買ったもので、
オープン当初の「ギャレ」のテナントはアウトドアやエコロジー関連のお店が多かったように思います。

 「川のせせらぎ」とか「大地の響き」とかいったようなCDに混じって置いてあったのですが、
まったく聞いたことのない名前で、ジャンルもわからず、
CDの裏をみると「Albatross」(ん?ピーター・グリーンの?)
「Ten Piedad De Mi(mercy mercy me)」(ん?あのMercy Mercy Me?)
と思いつつとりあえず購入。
4時間ほど電車に揺られて帰り、聴いてみる...
するとやっぱりあの「Albatross」と「Mercy Mercy Me」でした!

 輸入盤でライナーもなく、音はまぎれもなくフラメンコ・ギター系で、
ギター・ウッドベース・パーカッションの3人編成で、
曲によってはキーボードやヴォーカルなどが参加してるもよう。
クレジットには琴で喜多嶋”真冬の帰り道”修氏の名前も。
中身は「癒し系」あり「ダンサブル」ありで、どの曲もスパニッシュの香り。

 「Mercy Mercy Me」は「ちょっと陽気でちょっと穏やかな」フラメンコ・スタイルで
ヴォーカル入り(もちろんスペイン語) 
一方「Albatross」はギターがメロディを奏で、琴がそれにからむ静かな曲です。
秋の夜に、旧家の縁側に座り、月に照らされた庭を眺めながら聴きたい一枚です。

 OTTMARご本人のことは検索すればわかるのでしょうが、「謎」のままにしておくのもいいか...
私の中では正体不明。