クルセイダーズの中で一番気に入ってるアルバムです。
A-1「Scratch」はお得意のテキサス・ファンクのリズム感は最高で、
長めのイントロが効果的です。
A-2ではビートルズの「Eleanor Rigby」を取り上げてますが、ロック・チューンとはいえ、
個々のソロは100%ジャジー!
B-2「So Far Away」ではキャロル・キングの原曲の旋律を大事にしながらプレイされてます。
この時点では、ラリー・カールトンはまだ正式メンバーではなく、
ソロをとらせてもらえないフラストレーションの反動か、この曲では弾きまくってます。
まだロック・ギタリストをひきずったフレーズですが...
ファンキー&ソウルフルな名盤ですが根底にあるのはJAZZ CRUSADERSのグルーヴに違いありません。
ジャケ裏の写真、なぜかラリーが左利きに?