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 THE CRUSADERS     1974

 クルセイダーズの中で一番気に入ってるアルバムです。

 A-1「Scratch」はお得意のテキサス・ファンクのリズム感は最高で、
長めのイントロが効果的です。
A-2ではビートルズの「Eleanor Rigby」を取り上げてますが、ロック・チューンとはいえ、
個々のソロは100%ジャジー!

 B-2「So Far Away」ではキャロル・キングの原曲の旋律を大事にしながらプレイされてます。
この時点では、ラリー・カールトンはまだ正式メンバーではなく、
ソロをとらせてもらえないフラストレーションの反動か、この曲では弾きまくってます。
まだロック・ギタリストをひきずったフレーズですが...

 ファンキー&ソウルフルな名盤ですが根底にあるのはJAZZ CRUSADERSのグルーヴに違いありません。

 ジャケ裏の写真、なぜかラリーが左利きに?