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 THE WINTER CONSORT     1970

 かなりクォリティの高いライヴ・アルバムだと思います。
メンバー全員がジャズとクラシックの素養をもち、緻密なインプロゼィションで構成されてます。
    
 当時まだ「クロスオーヴァー」という言葉はなく、「ジャズロック」というくくりはありましたが、
ちょっとニュアンスが違い、クラシックでもなくジャズでもなく、独自の世界だったように思います。
 
 1曲目の「Icarus」などはラルフ・タウナーのソロ・アルバムではかなり硬質なイメージがあったのですが、
本盤ではまろやかなサウンドになってます。

 ちなみに本盤はアポロ15号により月へ持ちこまれたそうです。