かなりクォリティの高いライヴ・アルバムだと思います。
メンバー全員がジャズとクラシックの素養をもち、緻密なインプロゼィションで構成されてます。
当時まだ「クロスオーヴァー」という言葉はなく、「ジャズロック」というくくりはありましたが、
ちょっとニュアンスが違い、クラシックでもなくジャズでもなく、独自の世界だったように思います。
1曲目の「Icarus」などはラルフ・タウナーのソロ・アルバムではかなり硬質なイメージがあったのですが、
本盤ではまろやかなサウンドになってます。
ちなみに本盤はアポロ15号により月へ持ちこまれたそうです。