『サンバ、ボサノヴァ、南の香りに包まれて都会の知性が今ここに歌われる。』
パーカションを多用したアルバムです。
「プールサイド」に尽きます!これはモロ片岡さんの世界とダブります。
イメージ的には来生~南~片岡という三角関係ですな。
名曲「日付変更線」メジャーなイントロからマイナーに切り替わるところが
もう何とも言えません。Hats off!です。
詩はユーミンですが南さんの世界になりきってます。
「夜間飛行」では既にボサノヴァ志向がチラッと見えますね。
純度100%の(南含有率100%)「ブルー・メロディ」も
都会の男の哀愁と心の傷痕という感じの、初期にはめずらしい作品です。
全編、坂本龍一さんのアレンジですが、曲調がバラけてるような印象もうけますが、
いろんな角度の南さんが体験できていいと思います。
パーカッション起用は大正解ですね。
池田満寿夫さんのジャケも雰囲気あり!