10月から激闘の日々が続いておりました。
たび重なる肺水腫、胸水による呼吸異常に苦しめられ日中や夜間の半日入院が続きました。
ほんとんど睡眠を取れない状態が続きましたがそんなことよりシャルルの事ばかりを考えておりました。
11月下旬・・・全く自分から食べる事が出来なくなり動く体力も無くなりました。
この姿を見た時はさすがに覚悟をしなければいけないと心の中で感じておりました。
12月1日、大学病院へ
無気肺である事が発覚致しました。
レントゲンで私どものような素人が見ても肺水腫の状態と違いが全く分からないのですが
大学の専門の先生にははっきりと判ったようです。
心筋症=肺水腫。。。この観念からホームドクターも夜間のドクターも無気肺とは診断できず利尿剤(ラシックス)+補液による出し入れのコントロールが続きました。
これがシャルルを苦しめた原因となったようです。
12月1日肺の回復用に長期間効力のある抗生剤を投与・・・後は潰れて機能していない肺の回復を待つ日が
続きました。
しかしシャルルはますます動きがなくなり薬を飲むのも厳しい状態に・・・
ここで決断でした。
チューブを食道まで入れて強制的に栄養補給するしか無くなりました。
しばらくこの状態で頑張ってくれて少し自分で動けるようになり先週末には自分の口から少しずつ食べれるように回復しました。
そしてやっとチューブが外れ本日、大学病院へ
肺の状態は回復に向かっていますが、まだ時間がかかりそうです。
心臓自体は12月1日の結果と変わらず。
・左心房に血栓あり(壁に張り付いているので飛ぶような状態ではないらしいです。)
・胸水が多少みとめられる。
・体重4㌔(もとは6.5㌔でした。。。ここ1年で激減です。)
何より動けない状態だったシャルルが自分で食べれるくらいまで回復した事が私にとっては本当に嬉しい事です。
今までにない程の試練に負ける事なく頑張ったシャルルの強さに拍手です。

ここまで回復しました。。。これだけキラキラした顔を見るのは数ヵ月ぶりです。

胸の部分に見えるペンダントは11月30日に届いたモノです。
動けなくなってしまったシャルルに何をしてあげられるのか・・・もう神頼みしかありませんでした。
これからいっぱい食べて体力を付け「肥大型心筋症」という病気と引き続き闘って行かなければなりません。
シャルルの強さと私たちのサポートがこの病気を打ち負かす時が来ると信じて今後も頑張っていきます。
ご心配いただいた多くの皆様、本当にありがとうございました。
諦めない事、前向きに頑張る事、シャルルの前で不安な様子を見せない事・・・たくさん勉強させていただきました。
病気が治ったわけではありませんが厳し状態を脱出出来た事だけお知らせさせて頂きました。

毛布に潜るくらいの元気も出てきました。