本日は、初釜の御茶事でした。
先輩姉弟子がたてて下さる『金銀の重ね茶碗・赤楽島台茶碗』で、美味しいお濃茶を頂き・・・
『茶の湯の大切な行事の一つ、正月の茶会・初釜(はつがま)の席で使われる茶碗で、島台(しまだい)茶碗。上の茶碗に金の箔を、下の茶碗に銀の箔を貼って重ねた、お正月にぴったりなおめでたい華やかな茶碗』
その後、美味しい仕出しの弁当も頂き・・・
再び干菓子を頂いた後、今度は若い美しいお弟子さん達のたてる『薄茶』を頂きました
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は、男性お二人と先生がお帰りになったあとの写真です。
さて、私はどこにいるでしょうか?(笑)
私は、祖母が白生地から染め上げてくれた一つ紋付き色無地(先日藤色に染め直しました)で、大きな地模様のある華やかな柄に、おめでたい金銀亀甲模様の帯を締めていきました。
祖母は,『茶席の亭主の着物』として、仕立ててくれたものです。見た目の華やかさでは無く、質の良さが問われる着物です。今時,大胆な地模様のある色無地の着物は,とても貴重な物の様です。
『上から載せた染めや刺繍絵柄』では無く、『織地』で着物の格を表す・・・所謂『質』で勝負するわけですから、祖母の趣味と私の趣味が一致している所以ですね。




