夫が亡くなる前日のランチに作ってくれた『ヒレカツサンド』

突然・・・ヒレカツサンドを食べたくなった・・・そうあの日のヒレカツサンド。

『自分と、家族の為だけに生きる』

あの日は写真を撮らなかったけど・・・

彼は、こうして四つ割りにしていた。

コレは6枚切りですが、あの日は夫好みの『4つ切りパン』で挟まれていました。厚いパンと『前日の残りのヒレカツ』で膨れ上がったヒレカツ・クラブサンド・・・（夫は料理も掃除も本当はとても上手い。）それをそれまでずっと一緒に見ていたオンデマンドTVの前に座っていた私の前へ、持って来られました。なんて美味しそうなカツサンドなんでしょう・・・

「美味しそう😍一つちょーだい❣️」

と言うと、

「えっ⁉️」

っと・・・しばし私の顔を半笑いで見据えた後・・・渋々一欠片を差し出す彼の顔・・・その嫌そうな、嬉しそうな顔が、今鮮やかに蘇ります🥲

その後、並んで楽しいオンデマンドの『まんぷく』を見ながら・・・こんな幸せな日が再び訪れるんだ・・・と、私は心の中でシミジミ思いながら、東京から来ておられたロイスさんとの約束の時間を恨めしく思っていました。

まさか、その12時間後にこんな事になるなんて・・・

『ヒレカツ・クラブサンド』は、渋々でしたが(笑)彼の私への最後の手作りのプレゼント🎁でした。

あの日からから『ヒレカツサンド』は、食べれなかった私。

ふと・・・御言葉が心に迫って来ました。

1cor 7:39

妻は夫が生きている間は夫に縛られています。しかし、もし夫が死んだなら、自分の願う人と結婚する自由があります。ただ主にあってのみ、そうなのです。

そうだ、私は既に夫から解放されて自由なんだから、いつまでも彼への想いを抱き締めていてはいけないのだ‼️と、気が付きました。

夫が突然ピンピン・コロリと亡くなって1年と数ヶ月・・・新たな私らしい人生を送らねばなりません。

お庭でクラブサンドを頬張りながら上を見上げると・・・美しい青空と斑入り葉とピンクの花が咲いている夾竹桃。

何を見てもメソメソ🥲泣いてばかりの1年は過ぎました。もはや、私は自由になったのですから・・・。

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今日は、資格者だけの『お茶の別稽古』

朝からお庭に出て、思い出に耽りながらツイツイ大好きな庭仕事を始めてしまったダメな私。

ふと気がつくと、別稽古の開始時間をとっくに過ぎています・・・😳😖

大慌てで1時間遅れでお稽古場へブッ飛ばし・・・皆様の白〜い眼差しを躱しながら・・・お稽古に励む相変わらずのドジな私です。