「忘れんといてな・・・いつも傍に居てるさかいな・・・そばに居てるさかい・・・」

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「どないしよ、しっかりせな。でも淋しい・・・」



丁度1年前の今頃・・・夫が亡くなる1ヶ月程前に契約してくれた『NHKオンデマンド』


「月額900円なんて、

          安いもんや❣️

       なぁ、一緒に見よや❣️」


夫は、上機嫌で私をTVの前に誘ってくれた。

ほとんどテレビを見ない私に、


「ええか?名場面があるんや❣️

         ・・・ココや❣️」


涙目になっている夫の顔・・・


「えっ⁉️・・・何で?」


その2〜3週間後に、まさか夫も逝ってしまうなんて・・・。


新次郎の最後の言葉が、夫が亡くなった直後から繰り返し繰り返し、私の心の中でこだました。




照れ屋で繊細・・・つまりとてもシャイ・・・人とコミュニケーションを取るのが大の苦手だった夫。自分でも度々そう言っていました。

人と直接対峙する事を極力避け、自分の本当の気持ちを絶対に言ってはいけない、という強い脅迫観念(本音や本当の事を絶対に外に出してはいけない家庭環境だったからか?)によって、いつも言葉を選んでいた夫。


面と向かう会話より、並んで会話する方が楽な様でした。いつもTVに代弁してもらっていたんだなぁ・・・と、改めて感じています。