今日は、お茶のお稽古日で大阪府池田市へ急ぎます。綺麗な銀杏は、池田市役所前の大銀杏。

 

奥に見えるのが、有名な『五月山』です。

 

今日の「別稽古」は、先生から『炭点前をします❣️』とご連絡があったので、祖母の手自ら紡いだフンワリ・柔らかな風合いの絹の『紬(普段着)』と、普段着用の帯(20歳の頃の物)を来て行きました。←結婚以降、自分で着物を買う余裕は、全くありませんでした。

 

 

『真綿』と祖母は呼んでいましたが、調べると、やはり絹糸の端っこの糸・くず繭で紡いだ絹を『真綿』と呼称する様です。

 

【紬糸】糸にならないまゆを集めて引き伸ばしたものが真綿。真綿を手で紡いだのが紬糸。原料として質は落ちるが、手で紡ぐので独特の風合がある。

 

この着物は、小さな和紙の袋に入ったフワフワしたくず繭(確かベージュ色だった)を何袋も手で紡ぎ、糸巻き車で1本の糸にし、巻いた糸を染物屋さんで染めて、織物屋さんで反物にして戻って来ました😍あの、フワフワした真綿が一枚の布になって戻ってきた時には、本当にビックリした事を覚えています。

 

その祖母が紡いだ一反の着物地を、祖母自らが裁断し、手縫いで縫い上げたのが、この着物です・・・😭😭😭

 

私はその愛に報いる事なく、祖父母の猛反対を押し切って結婚してしまいました・・・当然に45年間着物を着る機会も無く・・・、和箪笥はあかずの扉となっていました・・・。

 

夫が亡くなる1年前・・・茶道を導いてくれた亡き母への罪滅ぼしの為に始めた『お茶のお稽古』・・・夫が亡くなった後、不思議な導きで否応無しに『開かずの和箪笥』を開ける事になってしまった『逸翁生誕150周年記念大茶会』・・・。

 

茶道の世界への復帰、という「母への罪滅ぼし」だけでは足りなくなり、私を深く愛し、私の幸せな良縁を信じて沢山の着物を誂え準備していた『祖母への恩返し』を迫られました。

 

先日の『同門会大阪支部研修会』で、祖母の帯を締めて参加した時、神様に深い悔い改めに導かれ、すっかり心を入れ替えた私🙇‍♀️🙇‍♀️🙇‍♀️

 

『良い結婚をし、華やかで幸せな人生を😘』と、20歳から25歳までの間に、折々で着る沢山の着物を誂えて私の嫁入り支度の準備をしてくれていた祖母・・・🥲

 

これから、お茶のお稽古にも祖母が用意してくれた和箪笥一杯の着物を着ていく事を大決心致しました。少々若い着物でも構いません‼️他人がどう思うかでは無く、天国の祖母と母が喜んでくれたら、神様も喜んでくださる❣️

 

この世の人々では無く、天を仰いで天に凱旋していったキリスト者の先祖たち、そして限りない祝福を約束し、その子孫にも祝福を何代にも亘ってもたらしてくださる神様を賛美しながら、前進します❣️

 

 

ところで・・・『炭点前』

先輩方3人を、見せて頂いた後のお稽古だったのでスムーズにお点前が出来ました。炭点前は、かつて大好きだった事を思い出しました🥰

 

若い頃やっていた事って・・・身体が覚えてくれてるんですね。

 

isa:65:23
彼らはむだに労することもなく、子を産んで、突然その子が死ぬこともない。彼らは主に祝福された者のすえであり、その子孫たちは彼らとともにいるからだ。
acts: 3:25
あなたがたは預言者たちの子孫です。また、神がアブラハムに、『あなたの子孫によって、地の諸民族はみな祝福を受ける』と言って、あなたがたの父祖たちと結ばれたあの契約の子孫です。