久しぶりにミシンがけ。
45年前、新婚で直ぐに流産をしてしまい、次の妊娠まで時間がたっぷり。その間、随分お裁縫に助けられました。その時の作品の一つ。
生地屋さんで見たコブラン織りが、余りにも素敵だったので、バッグを作りました。たまたま実家の母がコレを見て気に入り、欲しがったので、プレゼントした物です。
母が亡くなった後、納戸の様なところに押し込んであったので、貰って帰りました。手提げ部分(取っ手)を肩掛けサイズにしていたので、母は使いにくかったと思います。
今日取っ手を外し、短く仕立て直しました。取っ手のところを、非常に精密な仕立てで挟み込んでいるあの日の私。解くのに2時間もかかりました。新婚の頃は未だ心の余裕があったようです🥴
そして・・・45年ぶりにこのカバンも復活です❣️
゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆
洋裁も、母の得意分野でした。私が高校1年生の時に、自分でちょうちん袖のサッカーのワンピースを作りたい、と母に教えを乞い、製図から習って作った事がありました。
その時もお茶のお稽古同様、毎回激しい喧嘩になり大変でした。何かを教わるたびに、私は『何でこうするの?』といちいち理由を聞くからです。
母は、素直な性格で教わった通りを鵜呑みにしてドンドン進んで行くタイプでした。
私は屁理屈の人で、何故そうするのか?の根拠が必要で、納得出来なければ、なかなか前に進まないタイプです。
母も私も洋裁や手仕事が大好きでしたが、思考方向(考え方)が真逆だったのです。
私は、全体から部分を見る思考方法、母は部分から全体を想像する思考方向でしたから。
結局洋裁は、嫁入り前のお稽古事として、祖母が私を洋裁学校へ通わせてくれたので、子供たちのお洋服も自分のワンピースも縫える様になりました。ありがたいことですね。
洋裁も編み物も刺繍もお茶のお稽古も、若い時に身につけたものは、本当に人生を豊かにしますね。コレらは決して盗まれることの無い、消えてなくならない財産ですものね。
゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆
早めのウォーキングを済ませた後、自治会の会合にも参加しました。三日月が夕暮れの空に浮かんでいました。
今日も一日よく働きました❣️


