昨日に引き続き、『古彩庵』でいつものお茶のお稽古。
いつ見ても、質素だけれど美しいお玄関。
4.5畳の茶室の裏には、ツクバイがあります。
今日は、財団のお茶室担当のAさんから説明がありました。エライコッチャ‼️です。
関西の高名なお茶人のお集まりです。2万円も払って来られるのですから、粗相や失礼があってはなりませぬ。
さて、45年ぶりに和ダンスを開けてみます・・・
20歳だったあの頃は、地味な色だなぁと思っていた『一つ紋付きの色無地』祖母が染め直しながら一生使える様にと仕立ててくれた『お茶会の亭主(お手前をする)用の着物』・・・何と真っ赤‼️
染め直しをしなければいけませんね。
スタッフとしてお声が掛かったのは・・・何と‼️昨日。全く予想だにしていなかっただけに・・・
染め直しなんて・・・絶対に間に合いません。
45年ぶりに復活させた茶道の世界で、まさかまさかのスタッフ(勿論、水屋担当ですが💦)。
それにしても、何と光栄な場を与えられた事でしょう。
未だ幼い私の手を引き、毎週お茶のお稽古に励んだ母。中学生になった12歳から、会社の若い人達に茶道教室を我が家で開いた母の手ほどきを受け、泣きながら嫌々習い始めた茶道(表千家)。
転勤族で西日本を転々としながらも、お茶のお稽古は、決して止める事は出来なかった。母も熱心に茶道のお稽古に励んでいた。
結婚と同時に、母からの支配を逃れ、13年間続けた茶道の世界から全く縁を切った私。
それが・・・2019年に夫と京都や奈良の社寺の庭巡りをしていた時・・・お茶室を見れない‼️お茶室に近づきたく無い‼️自分の心の中に痛みがある事に気がつきました。
https://lespritnow.exblog.jp/27870282/
それは、大切な自分の身体に蓄えられた『素晴らしい財産』を私はゴミ箱に入れてしまっている罪悪感でした。
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さて、思い出に耽っている場合ではありません‼️
確か、これは祖母の帯?母の帯?実家のお嫁ちゃんが、母の留袖と一緒に送ってもらった物ではないでしょうか?
コレで色を抑えて何とか行けるか?
先輩のお茶人Mさんが見てくださるとの事で、お招きしているので、相談してみます。
あ〜、大変‼️





