1月5日の告知の日までの二週間
お正月も挟んでいて、実家に帰ったり、同窓会があったり、でもステージも何もわかっていないので誰にも話しませんでした

実家では、また親に心配かけるなあと申し訳なく思い、同窓会では、5年後また会おうと言われるけど来れるんだろうか、オリンピックは見られるのだろうかと未来が急にしぼんだように感じられました

当日は8時半前に行って、採血
ずらっと長椅子に大勢の人が並んでいて、これは時間がかかるなと思いましたが、さすが針刺しのプロ集団、30番でしたがすぐに順番がきて、あっという間に終了

放射線の胸部撮影をして、心電図をとりました

そして、肺活量などの検査
技士さんに「吸って吸ってもっともっと吐いて吐いてもっともっと頑張って」と声をかけられながらしました
これはご老人の方はしんどいだろうなと思いました

そして、診察
結婚独立している娘と行きました
年末に話した時は泣いていましたが、病院には私が行くと休みを取ってきてくれました

診察室に入ると相変わらず感じのいい主治医が、娘と私に図解しながら丁寧に説明して下さいました

乳がんであったこと
湿潤癌で乳管癌と粘液癌が混じっていること
しこりは3.3×2.1×1.6
現時点の所見ではリンパ節転移なしのステージ2a
サブタイプはHER2タイプ
(ER-PgR-HER2+3)
HER2タイプは血行転移しやすいので、全身を検査してもし転移があればステージは4になると言われました

治療は手術と化学療法(抗ガン剤)と抗HER2療法
HER2タイプに効く分子標的治療薬は4種類ありますということでした

そして、全身検査を予定の29日から繰り上げることになりました
主治医が電話をしてCTはすぐ予約できましたが、MRIは8日までいっぱいでした

その後CT検査へ
服を着替えて初CT(私はお産以外で入院経験はなく、胃カメラとかもしたことがない)横になって半円みたいな中を前後して機械が進んでいきます
そして造影剤
「少しでも変だなと思ったら言って下さい、身体はすこし熱くなります」と言われました

右腕にチクッとされ、また半円の中へ
すぐに喉が熱くなってだんだん下に熱さが広がりました
本でおしっこ漏らしたかもと心配したと書いてあったのはこれかーと思いました
でも痛くも苦しくもなく無事終了

8日にMRIをして次回の診察は14日になりました
あー!転移がないかめちゃ心配だー!
早く教えて!と思いました